面接に打ち勝つ! 採用に近づくためのコツをお届け

介護職の面接で注目される点は

介護職は、未経験でも歓迎してもらえる珍しい仕事です。ですから、面接時にアピールするべき資格がなくても、特に問題はありません。資格は働きながら徐々に取得していけばいいだけの話であって、面接で重要視されるのはその点ではないのです。
介護職の面接で重要になるのは、人柄になります。お年寄りの面倒を見る仕事であって、辛いことも多いです。いかに我慢強いかをアピールすると、採用される確率も高くなることでしょう。コミュニケーション能力が強く求められる現場になりますから、ハキハキと喋る訓練をしておくと、効果的な面接対策になります。
介護職は、離職率の高さが問題になっています。採用をしてもすぐに辞めるようでは、迷惑にしかなりません。やる気をアピールして、いかに自分が介護の世界で活躍したいのかを熱弁できるように模擬面接を繰り返すことは、採用率アップに繋がります。ただ、いい面接ができるかどうかは経験によるところも大きいです。少しぐらい失敗をしても構わないという気持ちで、いくつもの介護事業所に挑戦してみるといいでしょう。特に若いうちは、多くの失敗をしておくことが財産になります。経験を積めば、徐々に何を言うべきかも分かってきます。気持ちに余裕が生まれて、自分の言葉で飾らずにアピールできるようにもなるでしょう。そうした経験も、仕事をするようになればいつかは役に立ちます。利用者に面接が大変だったという話をして仲良くなるのもいいでしょう。